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SQ波乱  
日経先物などの清算値をSQという。毎月の第2金曜日の個別株の始値の平均値である。先物やオプションはすべてこのSQ値との強制的な差額決済となる。たしかにSQ算出の前後では市場は不安定な動きをする。株式市場での出来高もその日だけは急増するのだから、それなりに買い玉や売り玉も相当な数だけ出てくるのであろう。しかし、本来は先物もオプションも、売りと買いは同じ値段で一対ずつあるはずで、相場の水準に関係なくトータルのポジションはニュートラルなはずである。もちろんSQ値の算出日までの間に、始末しないといけないポジションの整理のために必要な売買は出てくるだろうが、SQ算出と同時に波乱が起こるというのは、いかにも滑稽な感じがする。しかも同じSQでも欧米では格別な波乱要因とはなっていない。これは日経先物の草創期に原因があるように思う。当時のSQ算出は終値の平均値で産出された。個別株はそれぞれの終値を毎日持っているのだから、算術的に平均することは可能である。しかし、その引け値なるもので大量の株数が裁けるのかとなると、実際は違う。寄り付きでワンショットで売買できるのと比べて、引けにおいてはすべてが終値で売買できない可能性があるのだ。残った玉は証券会社の自己ポジションとして翌日に持ち越されることになり、必然的にカバーさせられる宿命にある。そうした制度上の不備がSQによる波乱を招いたのであろう。SQ算出が寄り付きの値段の平均にすると変更された現在に至っても、そうした恐怖感は拭い去れていない。過去の記憶が生々しいのであろう。それが月に一度のSQをより大きなものに見せ、相場に臨む者も不用意に足をすくわれないように行動を強いられるのだ。疑心が暗鬼を生んでいるとは思ってみても、全参加者がそれに縛られて行動する以上、自分のポジショニングもそれに沿った戦略を構築しないといけない。

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本日の作戦
2018年 12月 17日 (月)
日経先物の21000円割れは売り込んでいく。
本日のイベント
2018年 12月 17日(月)
22:30 エンパイア指数
アメリカ +20.2
00:00 NAHB
アメリカ 60
06:00 対米証券投資
アメリカ
テクニカルポイント
2018年 12月 17日 (月)
日経先物
  • 今月の高値22780
  • 先週の高値21920
  • 昨日の高値21695
  • 昨日の海外クローズ21220
  • 昨日の安値21180
  • 10月の安値20790
  • 今年の安値20130
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